11月28日 上野千鶴子さん講演会in岩美町 「ジェンダーってなあに?」

当日は、雨の降る寒い日でしかもコロナ感染が急増しているため急遽本人の来県は中止となりオンラインになりました。

遠く大山町からの参加もあり根強い上野人気を実感しました。

講演では、

「弱者がありのままに生きられ、助けてと言えて、ちゃんと手を差し延べられる人々や仕組みがある社会であるべき。

女性は非正規雇用が6割を超え、不安定でコロナ禍において真っ先に切られ困窮存在であること。

今の政権には弱者がありのままで生きられる社会づくりは期待できない。女性がもっと政治に関わらないといけない。

理由は女性はいつも子育て、介護など弱者をケアする側に立ってきたので弱者がどういう存在か、何が必要か分かっている。

そういう視点を持つ人が政治に必要だ」と話されました。

ひとつ嬉しいことがありました。

聴衆の中には男性も多く特に若い人もたくさんいたことです。

その中に1年半前私が選挙に出る前まで教えていた男子が「尾崎先生も来られると聞いて会いに来ました!」と来てくれ、

そして意見交換でも発言をしてくれたことです。

高校の英語の授業ではいつもジェンダーの視点を持って教えてきたことが奏功したのかなと大変嬉しかったです。