9月9日 青谷高校”だっぴ”プログラム(だっぴ=脱皮)

青谷高校のサーフィンの授業を見学後、午後には「だっぴ」プログラムに参加した。

これは若者がやっているNPO団体が企画・運営していて、社会人・大学生・高校生の3者がそれぞれ数名ずつで1つのグループをつくり語り合うプログラムである。進行はNPO団体が行う。各人は大きな白いノートを渡される。

まず、アイスブレーキングで「あなたの一番好きだった給食は?」と聞かれる。

答えを大きくマジックで書く。

「カレーうどん」「パン」「シチュー」etcそれを各自発表し、その思い出を語る。

「あなたの転機は?」

「なりたい自分は?」

それぞれの答えをみんなが受けとめ話を聞く。また、質問もする。人生経験の少ない高校生にとっては大人から学ぶ良いチャンスであるが、大人もまた高校生たちから学ぶ。

「なりたい自分は」との問いに高校生は「自分を好きになれる人間」「普通の生活を送れる人間」「コミュニケーションを上手く取れる自分」などと答える。“自分を好きになる”とは自己肯定感を持つこと、“普通”って本当に難しいかもしれない。とても深い答えだと感じた。