「性教育」についての講演会

7月17日1時半より鳥取市男女共同参画センター“きなんせ”で黒坂美沙子さん(中学校保健の先生)の講演と参加者によるテーブルトークが行われました。現在、過激で歪んだものも含めあまりに“性”についての情報が溢れる中、子ども達が性を正しく理解しないまま性犯罪の被害者、加害者、また傍観者になってしまうことが多々あります。

黒坂さんは「性教育は人権教育であり、命を守りより良く生きるために必要不可欠なものである。もっと学校教育でしっかり取り組む必要がある。加えて大人も学び直し、家庭や地域でも充実させなくてはいけない。子ども達の性に関する実態は大人の想像を遥かに超えています。きちんとした性教育がもっと広がってほしい。」と話されました。

テーブルトークでは「家庭ではやりにくい。学校でやってほしい。」「いや、家庭でもできることはある。一緒にテレビを見ている時に性に関することについて“あんな事したらいけんわ!”など聞こえよがしに“つぶやく”といい。」など話が盛り上がりました。

私たち大人自身が襟を正し、正面から向き合わないと子どもは守れないと感じます。