7月13日 租税教室

「税金を学べば国の姿勢がわかる!」                   

今年も小学校、中学校で租税教室をしました、「税体系を見ればその国がどんな国つくりを目指しているかがわかる」といいます。私にとって租税教室の目的は「税を知り、税に責任を持ち、国・地域つくりを“自分事”に出来る人づくり」です。

まずは楽しく、「1億円拾ったが落とし主がいないので自分のものになった」「おじいちゃんから1億円もらった(ワーオ!お金持ち!)」「宝くじで1億円当たった」さて税金がかからないのが一つ、どれかな?」とクイズから始めます。(正解は宝くじの1億円)

次に「税金がないほうがいいかな?」と聞くと小学生では3分の1くらい賛成があり、中学生ではなんと賛成ゼロ!でした。

そして学ぶ事は5つ。 ①どんな税があるか(53種類!) ②どんな集め方をするのか(消費税は皆が同じ税率、でもお金のない人ほど大変だね。一方、所得税、固定資産税は多くを持っている人が多く払います。税は公平になるように色々な税をいろんな方法で集めるのです)、③税金が無かったらどうなる?(火事は自分で消す、道路も自分でつくる、学校の先生にお給料を自分で払う、やっぱり税金は必要!) ④何に使うか?教育、福祉、環境、エネルギー、安全、道路、医療、、、(この点が大事!) ⑤だれが使い道を決める?(そう、議員です。そして議員を決めるのは?あなたたちです!そう!あなたが国の形を決めるのです!責任重大です。)

皆が熱心に聞いて考えてくれました。これから国つくり、地域つくりをする生徒さんたち、しっかり学んでください。