4月20日(月) 少年サポートセンター訪問

少年サポートセンターは平成11年に開設し、専門的少年警察補導員5名が非行、問題行動、犯罪被害に関する相談に応じ、継続的に補導や支援活動を行っています。

鳥取県の少年犯罪は、平成27年の241人から令和1年の122人まで半減しています。これまでの努力が実を結んできたようです。

犯罪の中で一番多いのは、万引き、自転車の盗難。また、1000人当たりの刑法犯少年は全国並みですが、薬物乱用件数はゼロです。

西部センターには4名がいます。また、中部では倉吉署内に担当がいます。少年非行の背景には、家庭や地域の教育機能低下、少年たちが居場所を見つけられず孤立化するなどがあります。

相談の多くは先生からが多いとのこと。昨今ではインターネットの情報で答えを得る人も増え、親などからの相談は減っています。

東部のセンター所長(男性)と5人の女性も皆にこやか。“少年警察補導員”と聞くといかめしそうですが、少年と農園で働いたり、釣りをしたり、運動をしたり、みなさん明るく温かです。

厳しい中にも優しさをもって少年たちと向き合っておられました。