2月4日 鳥取の自慢 鳥取県警男性育休全国ダントツ1位!

令和元年の鳥取県警の男性の育休取得率は56.6%(52人中42人取得)で全国が目を見張る様な大躍進です!この2月に退任される津田本部長を訪ねお話を聞きました。

私は議員1期目の15~6年前に県警に質問した時は「0%。なかなか職種的に難しい」というのが答えでした。しかし「やればできる!」とはこのこと。前任の佐野裕子本部長は誰にとっても働きやすい職場環境づくりに取り組まれ男性の育休取得推進に特に力を入れました。あとは引き継いだ津田現本部長のさらなるバックアップで56.5%が達成されたことは15~6年前を思うと本当に感慨深いです。

令和元年に県警が取り組んだのは以下のようでどれも素晴らしいです。

①本部長は自ら育休を取得した男性職員、または取得可能でもまだ未取得の男性職員と意見交換

②本部長自ら男性の育休取得のメリットや環境作りの重要性についてメッセージを発信

③1歳未満の子どもがある職員は2週間以上の休暇取得を努力義務

④職員向け機関紙に男性育休取得の体験談紹介

⑤3歳未満の子どもを養育する男性職員の配偶者にアンケートをとり、男性職員の家事育児参画に向けた施策に活用

※何より自らが家庭、仕事を大事にする楽しさ、良さを実感して自らそういう働き方を望むようになってほしい。そのためには環境作りが大切です。(佐野前本部長)

【こぼれ話】

本部長室に伺うと津田本部長が紅茶カップと3種の紅茶の葉を用意して待っていてくださいました。”クッキー”風味の紅茶をいただき、クッキーの香りある紅茶を楽しみました。また実は裏千家の茶人でもあるそうでビックリ!私自身、「警察」=「堅い」「体育会系」というイメージの刷り込みがあった私を大いに反省しました。佐野前本部長といい津田本部長といいソフト面を大事にされるトップに恵まれた鳥取県警には今後ますます柔軟かつしっかりした組織になっていくだろうと期待しています。

鳥取県警 津田本部長<2021/1/13年頭会見 毎日新聞>

鳥取県警 佐野前本部長<2018/4/3 着任時会見 毎日新聞>

鳥取県各部門別男性育休取得状況