2月23日(日)PaulVenetさん「柿原の伊吹~柿原、自然の伊吹~」通訳 

2月23日(日)「柿原の伊吹~柿原、自然の伊吹~」(一般社団法人SENRO主催、鳥取県共催)が行われました。PaulVenetさんの通訳をさせていただきました。

「柿原」という場所は私の先祖が住んでいたこともあり、お話を伺う前から私にとってなにか近しく感じる場所でした。Paulさんのお話を聞き「柿原」という場所がとても素晴らしく、パワーのある場所と分かりました。ぜひこの活動をこれからも応援していきたいです。

一時間半立ちっぱなしで通訳はなかなか大変でしたが、熱意のある方々にPaulさんのお話を届ける手助けができてとてもよかったです。

【PaulVenetさんの提言】未来に向けて

柿原と八頭町の未来に向けた継続可能な発展の在り方を自問している。最も可能性があるのは観光と教育の分野であり、「ニュートラベラー(長期滞在者)」と新しい世代に向けて、写真を通じ柿原の資産を文化的・物理的に整理し、興味深いメッセージを提供することで未来へのドアを開け、未来を創造することを実現できると思います。

【PaulVenetさんプロフィール】

・ニューヨーク出身、アーティストであり写真家。日本在住の永住権を持ち、現在は大阪市在住。

・50年以上にわたり都市計画局や建築・デザイン事務所で勤務。また、ニューヨーク州立大学でも講師教員を務め美術史学科で教鞭をとる。

・建築界の自然史や建物や場所の静寂な生活に深い関心を持ち、柿原での彼の作品はその興味の表れである。

・柿原の集落を2つの視点で写真に収め続けている。ひとつは、県などに提出する”公文書”として残すため。もうひとつは、自身の芸術的な地域の文化的視点を持って柿原の人々の生活を伊吹を伝える写真を残すため。