10月20日 岡山県長生愛生園交流事業

元ハンセン病の方々が入所されている長島愛生園を訪問しました。

よく晴れた素晴らしい天気に恵まれた日で鳥取県から12名が交流事業に参加し、差別の歴史や今後いかに人権学習として生かしていくかを改めて学ぶ機会を頂きました。現在鳥取県出身者は3名入所されていて、幼児期境港に住んでおられた石田さんにお話を聞きました。

苦難の中、自治組織を立ち上げ国にハンセン病隔離政策の撤回や裁判を通じて差別の被害の賠償を求める運動をされてきたこと、人間の根幹にある人権を学ぶために世界遺産にしたいという大きな夢を語って進んでおられる姿に皆が勇気をもらいました。昨年に続き2度目の訪問でしたが改めて歴史を知り、差別と人権について深く考える機会となりました。