1月23日 熊本西高等学校視察(熊本県)

牛津高等学校に続き、熊本西高等学校では学校改革や働き方改革について視察を行いました。

校長の肝いりでスピード感を持って改革を行い、まず教員と面談し、入学者の定員割れ、担任が生徒指導に苦慮、職員の多忙感が大きく生徒と向き合う時間の確保ができていない、部活動も盛んで時間外勤務も多いというような課題が浮き彫りになりました。

そこで、さまざまな改革が行われました。面談時間の確保、課外(補修)を希望制、校務分掌、行事の見直し、行事の削減、日課の変更、働きやすい環境づくりです。特に働きやすい環境づくりでは、定時退庁日の設定や夕礼の実施、部活動練習時間の厳守、学校閉庁日の実施(8月11日~15日5日間は学校閉庁日とし、校内・校外を問わず部活動等も実施しない)を行いました。

他にも、奨学金を地元企業が返済の肩代わりをし、その情報を生徒や親に提供、人材確保につなげているという話もありました。

先生たちが、現状からみえる課題をポストイットで共有し、対策を話し合う