10月27日 【島根視察】鳥取県議会「会派民主」・島根県議会「民主県民クラブ」合同研修会 ②劇団あしぶえ

劇団あしぶえは「演劇を人の暮らしの中へを理念として54年前の1966年に設立された。当時公演の広告をもらいに行ったお店で「演劇なんてとんでもない!」と塩をまかれた。それでも地道に演劇を続け「ブレーメンの音楽隊」「セロ弾きのゴーシュ」は年間46回公演を完演。アマチュア演劇史上初となり大きく報道された。

1992年に八雲村に劇場建設を計画。1996年にしいの実シアター完成。アメリカ公演やカナダの演劇祭に参加。大好評であった。2014年からは森の演劇祭を開催し、0才からお年寄りまで楽しめる演劇祭となっている。劇団あしぶえの民間でアマチュアの劇団がここまでやってこられたのは「演劇を人々の暮らしの中に」の信念を変えずその意義を信じ、演劇を愛し、人々を愛してきた結果なのだと感じた。

鳥取にも同様に民間の「鳥の劇場」がある。劇のジャンルは異なるが「人々の中に生きる演劇」という価値観は伝わり、それは双方に共通していた。